アルフレッド・ピアノライブラリー

アルフレッド・ピアノライブラリーは「導入コース」「基礎コース」の2つのコースがあり生徒の状態に合わせて選択できます。

「導入コース」

「導入コース」は、レベルA~Fの6段階のあと基礎コースのレベル3~6へと進みます。

反復のくり返しで着実に力がつきます。

じっくり納得して進ませたい生徒や時間のない生徒向きです。

「基礎コース」

「基礎コース」は、レベル1A~6までの7段階です。

一般的な生徒向きですが、この本でも反復学習が効果を上げます。

途中でコースを変更することもできます。

組み合わせ例

・A~Fを進み、レベル3~6に進む

・1A~6を進む

・レベルA→B→C→D→2~6

・レベルA→B→1B→E→F→3~6

・レベル1A→C→D→2~6

 


音楽総合学習 導入コース 基礎コース
学習の主軸(教本) レッスンブック レッスンブック
曲の応用(工夫) 併用曲集 リサイタルブック
書いて確認(楽典) やさしい楽典 楽典
耳での反応(聴音 聴音と音楽ドリル  

レッスンブック

中心となるテキストです。

音楽に必要な約束事を演奏を通して学習します。

併用曲集、リサイタルブック

レッスンブックで学習したことを応用できるよう配慮されています。

やさしい楽典、楽典

レッスンブックで学習したことを理論として学習します。

聴音と音楽ドリル

レッスンブックで学習したことを耳で音を聴いて学習します。

 


「アルフレッド・ピアノライブラリー」の特徴

よいテキスト選びの条件

  1. 素材があれもこれもではなく、たいへんシンプルなこと。 生徒の立場で内容が理解できること→学習したことを曲の中で使い→ 書いたり聴いたり応用により強化できるもの。テキスト選びの第1条件は「教える側、習う側、両方によい素材」が大切です。
  2. 必ず、復習+新しいことを1つ加える=アルフレッド独自のシステム 反復のくり返しはとても大事なことで、この特徴こそが今の時代のレッスンに反映されています。
  3. 納得して学習できる内容が無理なく穏やかに導入されて進む 本やレベルが変わって、急に内容が多くなったり難しくなると生徒は混乱し、教師も時間内に教えなければという焦りが出てきます。学習内容が生徒の力でこなせるかどうかもテキスト選びの重要な要素です。

 

よいテキストの内容

  1. 1つの学習に対して、応用して使いこなせるバックアップがあること。レッスンブックで学習したページと、それを応用する曲集、楽典、聴音のすべてが必ずページごとにそろえてあり「音楽総合学習」の力をつけます。
  2. 楽典的なことはもちろん、曲の形式や特徴について深く学習します。たとえばソナタの曲を弾くときには、どこがその形式に添っているのかなど実際の曲を分析しながら学習していくので、生徒は理解して曲を演奏できます。
  3. 従来の学習事項にくわえ、全調や、コード学習ができる。5指のポジションでは、全調が導入でき、和音進行ではコード名も一緒に記載されていますので、即興や伴奏付けができます。

使いやすいテキスト

  1. 生徒の年齢や進み具合で調整できる。どのレベルからでもスタートできます。各レベルにそれまでに学習したことの復習があります。教師は、その生徒がどのレベルから始められるかをチェックできます。
  2. 学習内容は、 音楽以外からもバックアップが必要。イラストや歌詞自体が新しく、学ぶことを目や言葉で強化します。
  3. 生徒自身が「やってみたい」という気にさせるもの。学習した素材を応用して発展させるため、一人でもできるという自信をあたえます。また、楽しいゲーム、クイズ、パズルなども生徒のやる気を引き出します。

アルフレッド・ピアノライブラリーは、これらすべてを考えて作られたものです