ピアノの調律は、長さも太さも違う230本の弦の張力バランスを整え、アクションや鍵盤各部の動きを調整します。その一連の作業の中でピアノの健康状態のチェックも併せて行っています。
鍵盤は動くのに音が出ない。鍵盤が戻らない。タッチが重くなった。・・・
こんな症状が出たら調律師による調整・修理が必要です。
がさがさ音がするので見てみたらネズミが入っていた。
知らないうちにフェルトを虫に食べられボロボロに。
こんな状態にならないように、年に1回は調律師による定期調律を受けることをおすすめします。
ピアノが本来もっている美しい響きと感動は、正しく調律された音程とハーモニーから生まれます。定期調律で、あなたのピアノに弾きやすさや音楽の表現力をよみがえらせましょう。
アップライトピアノ | グランドピアノ | |
12ヶ月定期 | 11,000 円 | 13,000 円 |
2年以上 1年経過ごと |
1,000 円増し | 1,000 円増し |
修理 | 個別見積り |
最終調律日から10年以上経過している場合は個別見積もりとなります。
ご自分でできるピアノのお手入れ方法もあります。ちょっとした気遣いで大切なピアノの健康が保てます。
もっとも汚れが付着しやすい鍵盤は、やわらかい布でよく拭いてください。外装は汚れを落としたあとにピアノユニコンをかけましょう。油脂成分の付着は時間がたつと取れにくくなります。こまめなお掃除がいつまでもピアノを美しく保つ秘訣です。
ピアノは密閉されがちです。
ほとんどのピアノの屋根は開きます。鍵盤のふたも開けて深呼吸をさせてあげてください。
ピアノは温度・湿度の大きな変化が苦手なため、お天気でカラッとした日はお部屋の空気を入れ替えましょう。
空調・暖房機器の直風も苦手です。
ピアノが快適と感じる環境は、室温15~25℃、湿度50~70%くらいです。
ピアノにはよく使う音、ほとんど使わない音があります。日頃使わない音域もできるだけ音を出してあげてください。
ピアノの調子の良し悪しにつながります。